相談事例
依頼人:30代男性 | 資料 | 調査対象者:不明 対象者との関係:不明 |
探偵への依頼内容 | 素行調査 |
探偵への相談内容
私の母は自宅近くに山を所有しています。
春には筍が採れ、秋には栗やマツタケが実り、季節折々の作物が取れるその山は、母にとっては貴重な生活源です。
母が所有するその山は、他人が勝手に入られないように立て看板を立て、鉄線で周りを囲んでいます。
そうしていたところ、最近、一部の鉄線が切られてるのを発見し、その先に人が入ったような形跡があり、植わっていたはずの筍を採られたり看板が倒されたりしています。
母はもう高齢で、盗みに来た人間と鉢合わせにでもなって犯人が逆上して母に何かあったらと思うと心配でたまりません。
しかし、母所有の山なのに母に入るなと言うのもおかしな話しですし、誰も入らずに放置してたら犯人の好き放題にされてしまいますし、どうすればいいのか困ってます。
誰が母の山に入っているのか、その証拠を撮ってもらえませんか?
探偵の調査結果
依頼人の母が所有する山林出入口での張り込みを2週間実施。
数日たったある日、午後6時頃に50代くらいの男性が土地の境目に張り巡らされた鉄線に接近する様子を確認する。
その後、鉄線をニッパーで切断し、山中に入る様子を確認。
山の中では対象者以外の人物はおらず、少しの物音でも気づかれる可能性が高いため、距離をあけ監視を継続、約1時間程度かけて付近の筍を採る様子を撮影する。
満足した男性は下山し、離れたところに駐車してあった車両に乗車すると何事もなかったかのように走行を開始、山のふもとの住民であることが判明。
以上の結果を依頼人に報告し、素行調査を終了した。