探偵の相談事例 証拠収集-探偵

DV夫の暴力に我慢の限界

相談事例

依頼人:30代女性
資料調査対象者:30代男性
対象者との関係:夫
探偵への依頼内容証拠収集調査

探偵への相談内容

数週間前に私が夫の浮気を疑い問い詰めると、夫から急に殴られました。
最初は私も浮気をしているかどうかなんてはっきりしていなくて、ただ女の感と言いますか、ちょっとそういった怪しい行動があったりしたぐらいだったんです。
その時は証拠もないのに相手を疑ってしまって悪かったなと反省しました。
しかし、それから頻繁に暴力を振るうようになり、子供と一緒にトイレに逃げ込む事もありました。
それでも子供の為に離婚は我慢していましたが、DVが日常的になってくると私も我慢の限界で、子供にもいつ暴力を振るうようになるか心配でたまりません。
最近ではほとんど口もきいていませんし、喋らない方がカッとなって暴力を振るわれる心配もないんです。
夫は仕事は一応ちゃんとしていますが、夜遊びも酷くなり、朝帰りも増えてきたので本当に浮気をしていたのかもしれません、それで図星をつかれカッとなり手をあげたのかもしれませんが、今となっては浮気をしていようがしていまいが関係ありません。
子供に被害が及ぶ前に早く離婚をしたいと思っているので、浮気やDVなど何でもいいので有利に離婚できる証拠が欲しくて相談に来ました。

探偵の調査結果

依頼人の夫は建設会社を経営しており、普段は朝から夕方まで会社に出勤しているとの事であった。
しかし、勤務先に張り込んでも対象者が出てくることはなかったので、依頼人に確認すると確かに朝起きて出勤するのを見送ったとの事、しかし勤務先には対象者が使用する車両もない為、自宅から出勤する前の行動へと調査を切り替えた。
対象者は確かに自宅から対象車両に乗車し走行を開始するが、勤務先とは違う方向へと向かいパチンコ屋の駐車場に駐車、開店と同時に店内に入り遊戯を始める。
昼過ぎまで遊戯を楽しみ、換金後、移動を開始する。
大型ショッピングモールの駐車場内に入り停車、そのまま待っていると女性が助手席に乗車したのを確認、2人は近くのラブホテルに入る。
6時間程経ち、対象者と浮気相手が出てくる。
対象者は浮気相手を自宅まで送り届けるが自宅には帰らず、繁華街の駐車場に駐車、1件のBARに入る。
そこではラブホテルに行った女性とは別の女性と待ち合わせをしており、2人でお酒を飲んだ後、明け方頃に代行を使い帰宅した。
調査中の対象者はほとんどが会社へ出勤せず、浮気相手の女性と一緒にいるかパチンコなどに没頭しており、自宅は寝るだけの為に帰宅しているようなものであったが、ギャンブルなどで負けて帰った日には依頼人に対する罵声などが自宅の外まで聞こえることもあった。
もちろん、子供はおろか依頼人である妻との時間もなく、自由な生活を楽しんでいる様子であった。
以上の結果を依頼人に報告し、証拠収集調査を終了した。