探偵の相談事例 証拠収集-探偵

取引先へのリース物件を取り返したい

相談事例

依頼人:50代男性
資料調査対象者:企業
対象者との関係:取引先
探偵への依頼内容企業信用調査

探偵への相談内容

取引先へ建設資材をリースしているのですが、最近支払いが遅れ気味だったので気になっていたのですが先月は支払いストップしてしまいました。
このままだと貸倒れになってしまいますし、資材もリースしたままなので回収しに社員を向かわせたのですが相手の会社に当社の資材はなく、訳を聞くと仕事はあるので使っている、ちゃんと支払うので待ってほしいと頼まれました。
確かに仕事はしているようなのですが当社への支払いはいつになってもされないままなので、せめてどこの現場で使っているのか知りたいのですが、それさえも教えようとはしません。
知らない間に倒産して持ち逃げされても困るのでとにかくリースした資材は返してもらいたいと思い、取引先の社長とも話し合っているのですが、今返してしまうとうちは倒産してしまうのでとにかく待って欲しいと泣きつかれ話が進みません。現場も1ヵ所だけではないでしょうし、とにかく当社の資材がまだ手元に現存しているのか、どこで使用されているのか調べてもらう事は可能でしょうか?

探偵の調査結果

取引先企業は社長自らも現場に出向く零細企業の為、社長及び社員の動向を調査。
勤務時間前から出社する社長及び社員を確認、社員数名が出社したものの社長は出社せず、社員数名がそれぞれの現場へ移動を開始したのを確認、尾行を開始する。
社長が出社してきていないが、取引先企業張り込み班と社長自宅付近での張り込み班に別れ調査を継続する。
社員数名が向かった現場では依頼人が主張する資材を確認、依頼人の企業がつけている目印も確認できた為、リースしている資材であることが判明した。
取引先社員は支払いが遅れていることは微塵も感じていない様子で、いずれも業務に励んでいた。
また、取引先企業の社長を尾行していた社長自宅付近での張り込み班から連絡が入り、他の現場も判明、その後調査により福岡市内に2ヵ所、大野城市に1ヵ所、糸島市に1ヵ所の計4ヵ所の現場が判明。
発見した資材の使用場所及び保管場所、依頼人の企業の所有物とされる特徴などを撮影、以上の結果を依頼人に報告し、企業信用調査を終了した。